彼女の自意識で構築された世界なのにリアルすぎて痛い、映画『勝手にふるえてろ』を観た

昼前、作業の合間に「ゆめマート」へ。特売の卵が狙いだったのだけど、既に開店と同時に出された200パックが売り切れていてガッカリ。ヨーグルト購入でお茶を濁し、トボトボと帰宅。

その後、原稿を1本分仕上げて納品したら、4時のタイムセールで卵の特売に再挑戦。今度は出されて10分くらいで行けたので、余裕でゲット。ついでに、特売の大根とお得な葛きりを購入。

晩飯後、WOWOWで昨晩録画しといた、松岡茉優さん主演の映画『勝手にふるえてろ』を観る。ネット界隈で話題になっていて、気になっていたのだけど、気づいたら福岡の映画館では上映が終わっていた作品。

綿矢りささんの同タイトルの小説が原作で、24年間恋愛経験ゼロの女性、ヨシカが、中学生の頃から片想いし続けている男性との“脳内恋愛”と、職場で出会った男性との“現実の恋愛”の間で、自意識が揺れ動きまくるというもの。

驚いたことに、ほとんどがヨシカの心象表現で語られていて、いちおう、妄想や回想に切り替わるとき、記号的な表現はあるのだけど、現実と妄想が混沌としていく。

なんといっても、松岡茉優さんの演技が光っているけど、黒猫チェルシーのボーカルでもある渡辺大知さんなど、脇を固めた俳優さんも素敵だったなぁ。渡辺は朝ドラ『まれ』の主人公の友だち役で、歌ってた人でしたっけね。


松岡茉優が歌う!泣く!叫ぶ!映画『勝手にふるえてろ』予告映像

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