生産性のない日の過ごし方

予定していた原稿のネタが大外れで、自己判断で没にした。強引に原稿にしてしまうってテもあったけど、自分で自分の首を絞めてしまいそうなんで、涙をのんで(あくまでも気分ですが…)決断した。


そんなわけで、朝から洗濯物を2回分やって、ルンバの掃除を見守って、録画しといたEテレのドキュメント番組『隠されたトラウマ〜精神障害兵士8000人の記録〜』を観る。

日中戦争から太平洋戦争の時代、精神障害兵士が送られていた国府陸軍病院で、陸軍によって焼却処分されるところだった“病床日誌”を、精神科医や研究者が密かにドラム缶に入れて埋めて保存していたそうな。

まあ、その内容が凄惨で、日本兵の戦時トラウマによる、心の壊れ方に胸が痛いむのだけど、こんな重要な資料を隠蔽するために焼却しようとした、軍や国の自己保身に腹が立つ。

また、戦地に行くはずではなかった、知的障害者まで招集され、神経症になっていたことも、背筋が凍るほどの怒りを覚えた。