決して絵空事ではないお話、映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』を観た

朝から風が強く、ベランダの鉢植えを避難させ、洗濯物は部屋干し。天気予報では雨も強いって言っていたけど、実際はときおりサーッと降る程度だった。
念入りにストレッチして、チューブトレーニングしたら、麦茶を飲みながらお仕事開始。イレギュラーを含めた2本分の原稿を夕方までに仕上げて納品。

晩飯後、奥さまとWOWOWで録画しといたケン・ローチ監督作品『わたしは、ダニエル・ブレイク』を観る。
心臓に病を患ったダニエルは、医者から仕事を止められ、国からの援助を受けようとしたが、複雑で矛盾した制度のため受けることができない。そんな時、シングルマザーのケイティと2人の子どもちと出会い、助け合って生きていこうとするって内容なんだけど、映画館で観た予告編で、苦労の先に光を見つけるハートウォームな作品をイメージしていたけど、そんな生半可なモノじゃなかった。
いつか、僕らの国でも起きてしまいそうな、厳しい社会状況を見せつけられてしまった。
僕たちに出来ることはなんだろう? 昨日の『ラッキー』を観た時も思ったけど、寛容であり、目の前で起こっていることを冷静に見つめることであり、たまに、ため息をつくことだろうか。


『わたしは、ダニエル・ブレイク』予告編