気がつけば引きこもっていた一日、そして映画『リリーのすべて』

奥さまは喉の腫れと熱がなかなか治まらないので、以前、股関節の痛みでお世話になった総合病院に行ってみることに。
その間、僕はストレッチしながらルンバの掃除の見守りとおしゃれ着洗濯。

奥さまが戻ってくるのに合わせて昼飯にミルクスープパスタを作り、食後は原稿書き。夕方までに1本分を仕上げて納品。その間、奥さまは寝込んでいたうちに観られなかった、溜め撮り分の映画やドラマを観たり。

晩飯後、奥さまと録画しておいた映画『リリーのすべて』(原題:The Danish Girl)を観る。世界初の性別適合手術を受けた男性と、その妻のお話なんだけど、あまりに美しすぎて悲しくなってしまう。
愛しい人を受け入れる愛の深さ、大きさ、そして、その苦しさ。性的不一致で悩む主人公・リリーもツラいけど、夫として愛していたはずの相手が女性になり、心身ともに離れてしまっていく妻・エルベもツラい。
それでも愛する。
涙の向こうにあるのは、寒々しい風景だったけど、そこに希望や喜びを見つけらてるのが人の素晴らしさなのだろう。


映画『リリーのすべて』予告編

 

リリーのすべて (字幕版)

リリーのすべて (字幕版)

  • Tom Hooper
  • ドラマ
  • ¥1500