熊本で沖縄の音楽と酒を満喫する /「琉球の風〜島から島へ〜2017」を初体験

いつもの朝市の買い物や洗濯をお休みして、朝から西鉄とJRと産交バスを乗り継いで、フードバル熊本へ。僕も奥さんも久しぶりの熊本。といっても、街中からずいぶんと離れているけど。

今日は沖縄系の野外ライブイベント「琉球の風〜島から島へ〜2017」を初体験。関東在住の頃は、毎年、日比谷野外音楽堂の「琉球フェスティバル」に行っていたけど、あちらはM&I仕切りで、こちらは知名定男さんプロデュース。最近は行われていないけど、大阪の琉フェスも知名さん仕切りだったっけ。

演者は民謡からポップ系まで幅広く、客層も幅広い。今回はモンゴル800HYからボーカルの人が部分参加していたので、そっち系の客の参加もあり、前年よりかなり客入りが増えていたみたい。

あと、知名さんとの友情出演で宇崎竜童さんも参加。短い時間だったけど「知名さんからリクエストされたから、約20年ぶりに演る」と言って『身も心も』を演奏してくれたのには大感動。この曲は名盤「BALLAD」のB面ラスト曲で、下北沢のロックバーで何度となく聴いた名曲。カラオケでもいつも誰かしらが歌っていた。僕もレコードで持っている。
若干、キーがズレてても、声が裏返っても、それが今の竜童さんだし、カッチョよかったな。
最後はサングラスを客席に投げ入れるという大サービスもあった。

一年間、音楽活動を休んでいた、THE BOOM宮沢和史さんも、本調子に戻っているみたいで、THE BOOMの初期の曲「星のラブレター」や「風になりたい」などをカッチョよく演奏。

ソロ参加だったパーシャクラブの新良幸人さんも、あいかわらず良い声だったし、下地勇さん宮古島言葉もキレがあった。

トリがかりゆし58っていうのは、琉フェスの常連客目線だと、あれれれ? って感じだけど、他のお客さんたちは大喜びだったから、しょうがないかな。僕的には前座か中盤の賑やかしの立ち位置だと思うんですけど……

最後は演者全員が登場して(竜童さんを除く)、「島唄」やカチャーシー。知名さんがTHE BOOMの「島唄」の存在を初めて知ったとき、唄者の自分たちも遠慮して、「島唄」なんてタイトルは使わないのに、なんて奴だと憤ったそうなのだけど、宮沢さんの唄者になりたいという気持ちを知り、受け入れることができた、なんてコメントしてて、嬉しくなった。

 

動画どころか写真も撮影禁止なのに、演者がSNSで拡散してくれなんて、矛盾したこと言ってたり(テキストサイトの時代なら分かるけど、今時、InstagramTwitterが拡散の主流なんだから、画像は不可欠の素材だと思います)、飲食物は持ち込み禁止だったけど、わりと対応がグレーだったり、開始3時間くらいで売り切れてしまう沖縄料理の屋台があったり、もにょったところもあったけど、とっても愉しいイベントで満喫できました。あと、スタッフが着てた公式Tシャツを、色違いで客も買えると良かったかな。
来年は10周年の記念回になるそうなので、また行きたいですね。

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撮影禁止なので、せめてもと、オリオンビールを撮ってみました、