岩田屋久留米店について追記

昨日の日誌で岩田屋久留米店について書いたのだけど、その内容について地元の方から、「外商部が儲かっているんですよ」「筑後地方(のかなり広い地域)をカバーしている」と補足するような事情を教えていただいた。
なるほど、百貨店ってそういえば、店頭だけでなく、常連客などを相手にした御用聞きみたいな商売もあったんですよね。なんかのドキュメント番組で観たことありますわ。

つーことは、経営面的には岩田屋久留米店はちゃあんと成り立っていると。なるほど、なるほど。

その場では納得したのだけど、トボトボと自宅へ戻る途中、岩田屋の立体駐車場を出入りする自動車を眺めながら思った、「でも、店頭にいる従業員は儲けをうんでいないのでは? はたして貰っている給金分の貢献しているのか」って疑問は解決されていない。なんだか、社会の仕組みを知らないガキみたいでお恥ずかしいのですが、メンテしてもらった商品を引き取りに行くだけで、ベテランの域に達していそうな年齢の従業員が3人も相手してくれた、あのフロアは従業員一人について、いくらの売上を出しているのだろう。これは3階以上の他のフロアにもいえる疑問だ。

そして思った、そうか、岩田屋久留米店は店舗と外商が互助会的に支え合っているのか、いや、一方的に支えているのかも。

百貨店だもの、専門的な知識を持った店員さんが必要だろう。でも、飼い殺しになっているのならモッタイナイ。そうですね、矛盾ですね。

さらに思った。たとえ、外商部の売上で帳尻合わせが出来ているとしても、もそっとフロアを有効に使ってもいいんじゃないんだろうか。天神や新宿の三越にGAPが入っているように、浅草の松屋UNIQLOが入っているように。新館の地下にダイソーが入っているんだから、アンタッチャブルではないんだろうけど。いや、入れればいいじゃなくて、入ってもらえるかの問題なのかな。個人的には駅前の百貨店にGAPみたいな衣料店が入るのは大歓迎なんですけどね。