泣くほど感動するということ

メガネを失くしたことの精神的、肉体的ダメージに苛まれつつも、11時に予約を入れていたので、無精髭や鼻毛を整えてから歯科医へ。診察によると歯茎が痛かったのは、詰め物をしていた歯の裏側の方から深く虫歯になっていて、神経まで腐りかけていたせいで、レントゲンで調べながらガリガリと歯を削られた。神経が壊疽しているといっても奥の方はライブなので、薬を塗りこんで仮の詰め物をしていても、しばらくは痛むらしく、ロキソニンを処方してもらった。
治療中に手鏡で問題の箇所を確認させてもらったけど、いつもデンタルフロスや歯間ブラシで掃除している気になっていたけど、奥の方だったんで手落ちがあったんだろうな。今後のためにも良い勉強になりました。

夜はカープ戦を観戦。先手を取られたものの、いつも通りの野球で逆転し、セットアッパー、クローザーが機能して勝利。8回の裏あたりから優勝の現実味を感じてきたら涙が止まらなくなってきて、9回裏の中崎を投球、そして歓喜の胴上げ、その中での黒田投手と新井選手が抱き合う姿が涙のダムの決壊具合いが最高潮だった。

試合後、軽く飲もうと出でみたら、角打ちの店主が迎え入れてくれ、二人で美味しい酒を飲ませてもらった。有り難いことです。


漫画『僕だけがいない街』(三部けい)6〜8巻読了
前半を読んだ感じだと映画『8ミニッツ』みたいにタイムリープを繰り返しながら問題を解決していくと想像していたのだけど、後半はタイムリープすることなく15年も眠り続け、そこから再び目覚めてから、主人公が経験した3つの人生を織り合わせながら、事件の謎を解き明かしていく。主人公って本来の精神年齢って何歳だっけって頭をヒネる箇所がいくつかあったけど、それも螺旋のように絡んだ記憶を照らし合わせ、かつ、最後の主人公の姿へ繋げていくためだったのかも。