優等生である必要はない

梅があちこちで咲き誇っているものの、気温は上昇するどころか、昼になっても底冷えしている。羽根木公園の梅も咲いたかと思ったら、雪が降ったりで、梅まつりが心地よい気候に恵まれることって、なかったですもんね。それは久留米でも同様なのかもしれない。

作業は編プロから請けた長めの原稿を1本。ニュースサイトの原稿の枕の部分まで。Mさんから明日、明後日で次の雑誌の発注したいってメールが来てたけど、はてさて、素材が届くのはいつになりますやら。今までのパターンから、早くて木曜深夜じゃないかと予想しているけど、どうかな。


晩飯を食べながら、奥さまは今日も職場のオーナーの悪口。よくもまあ、毎日、嫌いになれるもんだと思うけど、そんなに悪い人なのかな。
会話の途中、場合によっては残業をお願いするかも、みたいな、ほのめかしがオーナーからあって、「1日くらいなら」と答えたという奥さま。いやいや、1日でも受け入れたら、あとは、なし崩しでしょう。「それは契約と違います」って、まずは釘を差しておくべきなんでないのというと、「だって……」と口ごもる。
ようは、そういう反応することを相手が望んでいるから、拒否してご機嫌を損ねたくないから、つい、耳障りのいいコトを言ってしまったわけなんですよ。嫌っている相手なのにね。
奥さまには若い頃から、叱られたくない、嫌われたくない、という呪縛がとっても強くて、「優等生である」ことでソレを回避してきた。しかし、本来は相手に対しての、不満、不信感が強い人なんで、バランスが上手く取れず、あとで後悔したり、ストレスを溜めてしまう。
そのはけ口に僕がたまーになってしまい、妙なキッカケで罵倒されたりするのですが(涙)。

まずはね、優等生である必要はないってことを、しっかり、覚えておいて欲しいんですよ。
アナタは出会った人をすべて好きになれてますか? 嫌いになったり、得意じゃない人もいるでしょ。それは、相手だって同じ。アナタのことを嫌いになったり、不快に思う人がいてあたりまえ。
どうやっても理解し合えない人っているんですもん、この世には。
ちょっと勇気を出して、筋の通らないことにはイラッとして見せたって、バチは当たらないと思いますよ。
先回りして気を使うばかりが、人付き合いではないですから。