女たちの強靭な愛、

7時起きて、いつもならウオーキングに行くところだけど、洗濯しながら朝飯を食べたり日記の更新。9時過ぎに映画「フローズンリバー」を観に渋谷のシネマライズへ。開始時間の30分前に着いてチケットを購入。火曜日はサービスデーなので料金は千円、ありがたやー。
ギャンブル狂い(といっても劇中に出てくるギャンブルはビンゴなので、あまり悪質なイメージがない、アチラでは身を崩してしまうレベルなんですかね)の夫になけなしの金を持って失踪され、途方に暮れる女が違法な密入国の仕事に手を出してしまうというお話なんだけど、派手な展開はほとんどなし(啓示的なエピソードがあって、そこはドキドキするけど、)。淡々と主人公とその息子、そして密入国の共犯者である先住民の女の報われない姿を見つめていた。それなのに、映画館を出てしばらくすると、ジワジワと胸を押し付けるように彼女たちの表情が迫ってきたなー。決して最後まで満面の笑みを見せることなく、苦労が染み付いたような顔を歪ませて笑ってみせる二人の「母」としての強さ、強靭な愛がローブローのように。


渋谷から戻ると本日の業務開始。C誌グラビア頁の割付けをしつつ、MB誌用の素材手配のための電話を数件。
今日は4月中旬の気候だったらしく、昼間は暖房いらずだった。立松和平さんが亡くなったことをTwitterで知る。立松さんといえば映画「遠雷」とニュースステーションの自然レポートかな。朴訥とした語りをよくモノマネされてたな、誰にかは忘れたけど。