神無月の晦日、帳尻を合わせるためにヒーコラと働く

今日もスッキリした秋晴れ。どうやら明日の夕方まではこんな天気らしいけど、また、土日に崩れたらイヤだなあ。
洗濯して、スーパー「マルキョウ」へ特売のミネラルウォーターと麺つゆを買いに行って、それ以外は引きこもって作業。WEB系の原稿を3本分仕上げて納品。

 夕餉のカレーを作りながらラジオを聴いていたら、InterFMが明日から大幅に番組改編するそうで、なんと、『The Dave Fromm Show』が夕方から夜に引っ越すとのこと、終了ではないので良かったけど、炊事しながら聴くのが愉しみにしてたから残念。福岡のLOVE FMもCROSS FMも夕方6時からの1時間、申し合わせたようにJ-POPの時間帯になってしまうから、聴く気が失せてしまうんだよなあ。
Dave FrommさんとはFMヨコハマから始まって、J-WEVEの朝番組を経て、InterFMに至る、長いお付き合いなんだけど、リアルタイムで聴く機会が減ってしまうかも。今はradikoにタイムフリー機能があるから活用しよう。菊地成孔さんの『粋な夜電波』とともに。

壮大で切ない未来の物語を満喫、映画『ブレードランナー 2049』を観た

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晴天。掃除はルンバに任せ、自転車に乗って、奥さまとTジョイ久留米へ。一昨日、予習という名の記憶の修復をした、『ブレードランナー』の続編となる『ブレードランナー 2049』を観た。
3時間近い長尺で、途中でダレるかな、なんて心配してたけど、そんなのまったく気にすることなく、切ないラストシーンまで、のめり込んで愉しめた。満足度の高かったですよ、僕はね。
確かに『ブレードランナー』の記憶があった方が、ちょいちょい引用される台詞やシーンがあるので、より楽しめると思うけど、観ていなくても十分に一本の映画として面白いと思う。
現実と虚構の区別がつかなくなっていく、P・K・ディック独自の世界観もしっかりあったし、「なるほど、そういう未来を見せますか!」と、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の仕掛けに感心しまくり。
こんなに素晴らしい映画が、世界レベルで不入りらしけど、なんとも残念な話だ。
公開前から関係者や熱烈ファンが煽りすぎて、観客のハードルが上がってしまったり、予告編の情報量が少なくて『ブレードランナー』を観ていない若いSF映画ファンの興味を刺激できなかったのが失敗だったのかな。
ブレードランナー』のダリル・ハンナさんを彷彿とさせる、シルヴィア・フークスさんの格闘アクションとか、日本人好みな可愛さのアナ・デ・アルマスさんをもっと前面に出せばよかったのにね。先日の公開前のイベントにせっかく2人も来てくれたのに、誰? って雰囲気は否めなかったもの。
そういえば、この2人を含め、本作の世界を動かしているのは女性ばかりで、ライアン・ゴズリングさんを筆頭に、男たちは使い走りっぽいのが印象的だった。
あまり難しいことないですから。壮大な未来の世界で繰り広げられる激しいアクション、切ない愛、ある意味など、オーソドックスなSF映画です。もちろん、それだけじゃなくて、いろんな深読みもできて、語りたくなる映画でもある。
僕も奥さまと、事あるごとに本作のいろんなシーンを思い出しては、語り合えそうです。


映画から戻ったら、奥さまは美容院へ、僕は原稿書き。1本分仕上げて納品。


【Full】 映画『ブレードランナー 2049』来日記者会見:Blade Runner 2049 Japan press conference

強風の中を歩き映画『ゲット・アウト』を観に行く

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大型台風の久留米への影響は風が強いくらいで、スーパー「マルキョウ」の朝市も普通に営業していたので、今週分の食材などをまとめ買いし、戻ったら外出の支度。


西鉄で天神へ向かい、昼飯を「てんや」で済ませ、奥さまは「ユニクロ」で僕は「無印良品」で、それぞれお目当てのダウンを購入。天神には同じビルに両方入っているから便利ですね。


諸用をすべて済ませたら、強風に煽られつつ川を超えて中洲大洋へ。映画「ゲット・アウト」を観る。『地獄のモーテル』みたいなB級ホラーの皿の上に、黒人差別っていうセンシティブな食材を乗せて食べさせられた感じで面白かった。大きな音で脅すのは、ちと反則気味でしたけどね。


映画の後はプラプラと中洲の川沿いを歩き、うどんの「ウエスト」の酒場ヴァージョンで一人前300円のモツ鍋などをツマミにのビールや焼酎やハイボールを愉しんだ。なんだか、赤羽の安酒場みたいな価格設定だし、ジョッキにしっかり焼酎やウイスキーが入っていて、妙なチェーン店系居酒屋より酔わせてくれるので嬉しいですね。


『ゲット・アウト』予告編/シネマトクラス

 

地獄のモーテル [DVD]

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映画『ブレードランナー 2049』鑑賞のために予習で映画『ブレードランナー ファイナル・カット』を鑑賞

昨日で久留米に引っ越してきて丸3年。今日から4年目の生活が始まる。
といっても、大した変化はなく、いつも通り洗濯して、原稿書いて、2本分仕上げて納品して、合間にスーパーへ買い物に行ったり、駅ビルのパン屋に記念日用としてケーキを買いに行ったり、ダイソーで浴室の電球を買ったり。

夕餉は今シーズン初の鍋を作った。まずは湯豆腐。胡麻を擦ってポン酢と麺つゆを合わせて作ったつけ汁が美味しかった。たぶん、胡麻ポンってやつですね。

晩飯後、明後日観る予定の映画『ブレードランナー 2049』の予習として、今日、昼間にWOWOWで放送してたのを録画した『ブレードランナー ファイナル・カット』を観る。本作は1982年の初公開した『ブレードランナー』の公開25周年を記念して、リドリー・スコット監督が再編集と追加撮影を行なったファイナル・カット版。これ以前にも「〜完全版」「〜ディレクターズカット/最終版」といった別編集版もある。
たしか、『ブレードランナー』を初めて見たのは大学1年の時の学園祭の小さな上映会で、その後、名画座、VHSのレンタル、バーのモニタ(無音だけど)などで、何度も観た。人生で一番の回数を観ている映画だ。
それでも、記憶が薄れていたシーンがあって、「あー、そっかそっか、この役はこの俳優さんが演じていたのね」なんてことも。
今見ても色褪せない『ブレードランナー』、凄い映画です。
あと、WOWOWで続けて『デンジャラス・デイズ/メイキング・オブ・ブレードランナー』も放送していたので、こちらも録画して観た。CG映画以前の映画制作風景も、何度観ても興味津々だ。


月曜ロードショー 荻 昌弘 解説 ブレードランナー

 

 

原稿書いて、遅めの衣替えして、

ストレッチして、洗濯して、原稿書き。作業の合間に3号線を歩いてスーパーへ行ったら、秋にしては暑くて驚いた。台風が近づいているせいで、気圧配置がヘンテコになっているのだろうか。
あと、編プロAのMさんに未だに振り込まれていない原稿料について問い合わせのメール送信。ほどなく返事が帰ってきて、来月には振り込まれるとのこと。よかったよかった。

シャワーを浴びて、就寝前、ハンガーラックにかけてある半袖シャツ類をたたみ、押入れの衣装ケースに入っていた長袖類と入れ替え。ようやく衣替えを済ませることができた。

 


Beck Performs 'Up All Night'

今日はSpotifyを使って、ずっとBeckを聴いてた、

衣替えをさぼっていたけど、そろそろ……

朝晩は室温が20度を切るようになってきて、洗濯するときお湯を加えるようになったし、肌掛けの薄手の毛布から3日前から羽毛布団に代えている。
それなのに、衣装掛けのシャツ類が半袖のまま。上にジャケットを着れば、下は半袖でもいいかな、なーんて言い訳して衣替えを先延ばしにしていたけど、そろそろケツに火がついてきた。
天気が良いのは土曜日の昼くらいまでらしいから、窓を開けて作業したいから(畳んだり広げたりするだけですが……)、それまでに済ませたい。
灯油の注文も月明けに持ってきてもらえるよう、火曜日くらいには業者さんに電話しなきゃだな。

作業はWEB系の原稿を2本分仕上げて納品。早めに終わったので、月に一度の「回転寿司しげなが」の3割引サービスの恩恵を預かりに行く。シンコをカボスで〆たのが美味しかった。

晩飯後、奥さまとWOWOWで録画しといた映画『オーバーフェンス』を観る。佐藤泰志(1990年10月に41歳で自死)さん原作の映画、『海炭市叙景』、『そこのみにて光輝く』に続く「函館三部作」の最終章となる。どれも、なにかしら事情のある、どこか欠損した人間たちが出てくる、ヒリヒリを心が痛くなる作品だ。
本作のオダギリ・ジョーさん演じる主人公も、蒼井優さん演じるヒロインも、欠損しているうえに壊れている。それは環境も人間性もだ。欠けた部分を合わせようとしても、当然、キチリとハマるものではない。でも、そこに出来た隙間の切なさこそが、この映画の魅力なのだろう。切ないのに温かい。
そして、何よりも胸に迫るのは、蒼井優さんの剥き出しの演技だ。身も心も晒すような姿に圧倒された。凄い女優さんだ。


「オーバー・フェンス」予告編

 

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寝ても覚めても偏頭痛

昼間、原稿を書いている間はなんともなかったのだけど、夕餉の支度をしているあたりで、右後頭部あたりに違和感。久しぶりの偏頭痛だ。
コレだっていう解消法はないので、ジッと耐えるしかないのがモドカシイけど、しょうがない。ここ数日よりも原稿を多めに書いたせいかしらん。
軽く横になってもダメだったから、酒を控えめにして早く寝床に入ることにしよう。


カレーライス / 遠藤賢司

遠藤賢司さんが亡くなった。昨晩、昏睡状態だというニュースを見かけて気になっていた。歌が魂に響く人だった。
偶然、夕餉はカレーライスだった。奥さまの好みに合わせ、少し甘口にしていた。南無、